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川崎 犬猫救済の輪にて里親募集している子たちを紹介しております
10月4日、茨城県動物指導センターに行ってきました。
6月以来の訪問です。
里親会ボランティアえむより、当日のご報告をいたします。
いつものように、16時にセンター到着です。
この日は、すでに何匹か収容されたとのことで、
センター獣医さんと早速施設の建物へ・・・
【こちらは1.5ヶ月くらいの仔猫たち。野良ちゃんのようです。いっぱい空気砲頂きました(しくしく)】
【こちらはまた別の2匹。職員さんにもらったウェットフードをわき目もふらず、食べていました】
【ミルク猫ちゃんも・・・眼は開いているので、2週目弱でしょうか。痩せていますが元気あります。】
程なくして、最終の回収車が戻ってきました。
この日の収容は、最終的に、22匹にも上りました。
「全員、引取りましょう」と代表の力強い言葉に、22匹の引き出しが叶いました。
22匹の中から引き出す子を選ばなくてはいけないという苦悩をせずに・・・ありがとうございます。
その後、負傷成猫の猫舎や犬舎を見せて頂き、手続きを済ませ・・・
職員さんにも帰り際、「幸せになってね」って声を掛けてもらった仔猫たち。
さあ、帰りましょう!!
その前に、ミルクとおしっこ・・・
あたりは暗くなってきてしまいました。
【10匹とも、よく飲んでくれました。川崎までの道中、一安心です。】
【猫を持ち込んだであろう方がひいた布をみると、何とも言えない気持ちになります…】
この時点で18時ちょっと前。
今日は、重篤な体調の猫さんはいないので少し安心ですが、急いで帰ります!
・・・余談ですが、移動中、ちょっとでもブレーキを踏む度に「ピエエエエ~」と鳴く繊細な(?)子がいて、
かなり笑わせてくれました。誰だったのだろう(笑)
【早速獣医さんに、1匹ずつ受け入れをしてもらます。まずは、体重測定。】
この間に、他の先生が、お部屋を整えてくれます。
【これからお世話になる、ミルクボランティアさんにバトンタッチ!】
今回は、2人のママさんに5匹ずつお願いします。
ママさんたち、迎えに来てくれました。
【センターで見てた時は、状態が良いと思っていましたが、手を怪我している子がいたり。】
ミルクボランティアさんたちは、これから気が抜けない大変な2ヶ月を送ることになります。
本当に、感謝感謝です。
ちょっと大きな子も、川崎に着くまでの数時間で、目がこんなに悪化したりします。
仔猫は本当に、か弱い生き物です。
でも、目薬たった1本で、きれいに治るんです。
【センターにて(16時半くらい)】
【TNR病院についた時・・・(20時くらい) もう目が塞がっています。】
【自分で食べられる子たちは、TNR日本動物福祉病院の猫舎へチェックイン】
【疲れたね。】
【体調整えて、】
【ずっとのおうちを探しましょう。】
22時、人間たち解散!
当日の宅急便でちょうど届いたご支援の養生テープや仔猫用パウチ、
早速使わせていただきました。
いつも必要なものを必要な時に支援して下さる皆様、ありがとうございます。
この子たちの幸せ探し、始まります。
里親会、頑張ります。
どうか、宜しくお願いします。
里親会で、お待ちしております。
初めまして、里親会スタッフ えむと申します。
茨城県動物指導センターからの引き出しを3月まで担当され、
このブログの更新もされていたバジリコさんの後任をさせて頂いております。
少し間が開いてしまいましたが、
茨城センターからの引き出しのご報告などをアップさせて頂く予定です。
お見知りおきのほど、宜しくお願いします(^-^)
【初めにお願い】
犬猫を大切にされる皆さまにとっては、ブログ内でご報告する茨城の現状に、
怒りを覚える方もいらっしゃると思います。
しかし、「猫を処分するな」等々、
茨城県動物指導センターへのクレームの電話は絶対に行わないでください。
正義感だけではどうにもなりませんし、組織の末端である現場の方々にクレームをぶつけても、
現状を改善できないのが行政という組織です。
また、 センターへの批判がひとり歩きしてしまうと、
今後、このようにブログで現状をご報告することもままならなくなる可能性があります。
今、瀬戸際にいる犬猫を救うため、どうぞ、ご理解ください。
【お願いおわり】
今回は、6月15日のセンター引き出し(私にとって2回目)についてのご報告です。
ちょっと、いやいや、とても長いですが、どうぞお付き合いください。
前回(5月2日)、茨城県動物指導センターから引取った仔猫さん達に、
無事ご縁を頂きましたため、再び茨城センターを訪問しました。
里親のみなさま、支援を頂いておりますみなさまには、改めまして心より御礼申し上げます。
今は仔猫が産まれるトップシーズンのため、茨城の現状に気持ちは焦っていました。
しかし、保護場所には限りがありますし、猫の一生の幸せのためには、不安な譲渡は出来ない…
そんなこんなで前回の引取りから1ヶ月半の時間が経ってしまいました。
センターへは、茨城県内各地区から犬猫の収集を終えた車が戻る、夕方の時間帯に訪問します。
そうしないと、「本日限りの命」が救えないからです。
自分でごはんを食べられない小さな犬猫は、即日処分が現状です。
尊い命、センター内で命を繋げというのは正論だと思います。
ですが、大きな茨城県に1つしかない動物指導センター。
あまりに収容頭数が多いのです。
乳飲み子だけでも1週間で何十頭、翌週にはまた大量の仔猫が収容されるスパイラルの中で、
猫の引取り団体も少なく、収容頭数はすぐに百頭を超えてしまう…。
マンパワーやキャパシティの面、更には譲渡先の確保…
命を繋ぎたくても、現状では何もかも無理があると現地を見ると言わざるを得ないと思います。
ミルクも貰えず衰弱して亡くなるよりは早く天に還す…
これは職員さんの最後のやさしさと、今の段階では受け取るしかないかもしれません。
でも、生かしたい。。。
そんな想いがセンター職員さん、お世話の委託業者さん、私たち、みんなにあります。
ですので、引き出しにお伺いすると、みなさん歓迎して下さいます。
これはバジリコさんが築いてくれた、センターとの信頼関係も大きいと思います。
この関係を築くのも、大変だったと思います。
ちょっと鼻息が荒くなってしまいました。
話を戻し、6月15日のご報告です。
収集車が順次戻るにつれ、収容頭数はあれよあれよと増えていき、
当日の仔猫の収容は、22頭(離乳後16頭、乳飲み子6頭)でした。
前回の5月は、18頭…。
みんな果物や野菜などの段ボール箱にいれられてやってきます。
目やにで回りが見えない状態で、不安そうに寄り添い鳴いています。
鳴けない、頭を上げる元気がない子もいます。苦しいね…。
段ボールに収容されている姿を記録に残さなきゃと思いつつ、今回も撮り損ねてしまいました。
ご報告できず、申し訳ありません。とても哀しい光景です。
後ろに写っている段ボール箱も仔猫が入っていた箱です。この手の箱が、床一面に。】
どこかにいる母猫も、仔猫たちが急に居なくなって、
お乳を張らせて苦しんでいるのだろうと思うと、やりきれません。
そして1ヶ月も経たないうちに次の妊娠に繋がっていく…。
せめて猫という動物が多産じゃなければ良いのに…そんなどうしようもない事が頭をよぎります。
やはり、不妊手術は必要です。
仔猫の回復力に賭け、衰弱した子も負傷した子もみんな引き取りましょうと
代表が言って下さったので、15日収容の仔猫は全頭引取りが叶いました。
受け入れを決断してくれる代表に感謝、
連れて帰った直後から苦労するであろう獣医さん達に感謝、
会を支えてくださる支援者さまに深謝です。
また、衛生に気を使いながらお世話をして下さる日々のボランティアさんもありがとうございます。
成猫も多数収容されていましたが、
今回は里親さんを見つけることが出来そうな子を2匹だけ、お受けしました。
【警察署に拾得物で保護され、「保管期限」が過ぎたためセンターに収容された男の子】
べたべたの甘えたさん。仲良くなるのに1分も要りません(笑)
【2匹目は、左上の黒猫さん。飼主さん高齢による収容です。若くしなやかな別嬪さんです。】
この写真は保護部屋へチェックインしてせいぜい10分後のものですが…
白黒長毛君は…早くもおくつろぎです(笑)
センターに収容されている成猫は、交通事故によると思われる、
下半身麻痺の子が本当に多いです。
「猫をお外に出す」危険を思い知らされます。
里親さまに送り出せる可能性が低い、
「長期保護かつ毎日の医療処置が必要」な子に割ける
犬猫救済の輪の保護枠は現在満員です。
ごめんね…と謝り収容部屋を後にしました。
半身不随でも、生きている子たちです。
幸せを、用意してあげたいなぁ・・・。
【下半身不随の女の子、少し怒りんぼさんのようです。怖い?痛い?どちらかな…】
仔犬は5匹の兄妹のうち、3匹をお受けしました。<6/19現在、2匹がトライアル決定です!
成犬たちも居ましたが、引き出せる余力がなくて、ごめんね…。
引取りの事務手続きを済ませ、乳飲み子にミルクを与え、
ミルクの飲みが甘い子にはブドウ糖液を与えるなど最低限のお世話をしたら、川崎へとんぼ帰りです。
時刻はすでに18時近く。
【犬猫合計27匹。命がいっぱい載ってる車の運転は緊張します…】
【ちょっと長いけどドライブ、頑張ってね】
引き出した子の中に特に不安な子が2匹。衰弱の子は、汚物で濡れ低体温。
眼が目ヤニでくっつき開かないので、低血糖の症状が出ているかどうかも私には判断できないけど、
厳しい状態なのは明らかです。
ほんの少しだけスポイトから受け付けてくれたブドウ糖液で少しはマシかなと、帰路を急ぎます。
約140キロの道のり、この子だけ、助手席に。
(万が一のウィルス感染を考えると、他の子たちと少しでも物理的に距離を離したい意図もあります)
衰弱している仔猫に車内温度を合わせ、人間は汗をかきながら車を走らせること2時間。。
営業終了間際のTNR日本動物福祉病院に到着です。
すぐに獣医さん3人が、1匹ずつのチェックと必要な処置をしてくれました。
衰弱仔猫さん、ガリガリです。カテーテルチューブで栄養注入。。。
ちょっぴり片目が開きました!
【うぐぐ…】
【どれくらい意識があるのか…頑張れ…】
<6/18、甘えるまでに回復しましたが、6/19現在、かなり危ない状態です。生きてほしい。
もう1匹の不安な子、負傷仔猫さん、
下半身に力が入らないようです。脱臼も骨折も。。さらに前脚も骨折していました。
センターで把握していた以上に大怪我を負っている模様です。
【不謹慎だけど、黄色のバンテージ、似合うよ!】
自力で排便排尿できることを祈ります。
今は野良っこ気質のフーフーですが、すぐに慣れるでしょう。
頑張れ!<6/19現在、陥落!かわいいゴロニャンです^^
わんこはセンターでしっかり管理されていたため、まるまるとした体つきで、とても元気です。
【車の中では、大きな声で良く鳴きました…(笑)】
仔猫たち、ピカピカになって里親会に出ようね。
【しばらくは目薬攻撃!おめめに障害が残りませんように。】
愛護団体が引取りに行けない日に収容され、亡き者となる沢山の猫たちの分まで幸せになってほしい。
【をを、大変な模様だ!個人的には好きです(笑)】
【チノミーズ、生後7日齢位でしょうか。これから1か月間は、24時間気が抜けない日々です】
保護部屋は再び満舎です。
不幸な境遇に産まれた犬猫たちを救って下さる里親希望者さま、里親会でお待ちしています。
立ち入ったことをお伺いすることもありますが、
これから20年の命をお願いするための大切なやりとりです。
ご理解のほど、宜しくお願いします。
また、障害(後遺症や外見上のハンデ)のある成猫を受け入れて下さる方も、
是非お声掛けください。
当会でも保護していますが(後日ご紹介します)、
センターでも一縷の望みにかけ、障害のある成猫も生かす努力を始められました。
これ、大進歩なんです。ぜひ、センターの頑張りを猫の幸せに繋げたいです。
保護されている猫のハンデの度合いは様々ですので、
条件に合う猫をご説明、ご紹介させて頂き、当会で仲介致します。
たとえば、「目の白濁や片目がなくても気にしないよ!」、「おむつの猫でもOK」という方、
ぜひご検討のほど、宜しくお願いいたします。
※茨城県動物指導センターの収容動物は、登録譲渡団体しか引取ることが出来ません。
一般の方が直接引取ることは出来ませんので、センターへのお問合せはお控えください。
長文お付き合いありがとうございました。
今度は、5月に茨城センターから引き取った負傷猫の「いろはちゃん」のご紹介をしようかな・・・。